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もし横隔膜呼吸のやり方が正しくないと、機能異常によって次のような症状あらわれやすくなります。

1.呼吸器異常や肺疾患
2.食道裂孔ヘルニアや消化器異常
3.循環器異常や心疾患
4.大腰筋の異常
5.嘔吐、食欲不振
そこで効果があると言われる横隔膜呼吸の正しいやり方を順序に従って解説します。

■横隔膜呼吸のやり方【その1】 画像と身体意識で体感する

そこで今日は、横隔膜呼吸のやり方について、まずは下記の画像をみながら横隔膜の構造をはじめとする、あなたの身体の内側を体感するところから説明をしていきます。

この一連の検証に基づいたカラダ内部の体感によって、あなたは浅い呼吸という癖を確実に直すことが可能となり実際の日常生活に大いに役立つようになります。

■解剖学的な横隔膜呼吸のやり方の効果

呼吸の働きを、あなたの身体意識でもって、呼吸の生理学的なメカニズムを体感するのです。

この身体の内側をのぞく解剖学的な横隔膜呼吸のやり方が、意外にもそれ自体ですばらしい治癒力があるのです。

呼吸本来の働きを知覚することによって、それから先のより正確な探求のふりだしとなる確実な基礎が形作られるワケです。

それでは、体の両脇に手をごく自然に伸ばして横たわって、足は適度に開いて下さい。

最初は、手を鎖骨の所へ持っていつて、指先でそこを感じてみてください。

鎖骨が肩とぶつかる身体の外の方から、鎖骨が胸骨とぶつかる身体の内側に沿つて指先でなぞってみましよう。

次に鎖骨に意識を向けて、肩から胸骨にかけて伸びている鎖骨を感じて下さい。

うまく感じることができなければ、指先でもう一度鎖骨をさわってみましょう。

そして、次に鎖骨の下にあって、指先ではっきりと感じることのできる肋骨が、じつは二番目の肋骨になります。

一番目の肋骨は鎖骨の内側にあるので、全体の形は感じとることが不可能です。

ですので、あなたの二番目の肋骨を指先でなぞって感じましよう。

肋骨がほとんど目立たない両肩のほうからスタートして、肋骨がはっきりと胸骨にぶつかるところまで指先でなぞってください。

二番目の肋骨が胸骨と交わる部分に指を置いたまま大きく呼吸をして、肋骨が動くのを感ましよう。

次に、指先でゆっくりと胸骨を下になぞっていって、ひとつひとつの肋骨が胸骨とぶつかる部分を感じてください。

一番下まで胸骨をなぞったら、最後の肋骨の真下にあたる奥まった部分にある「剣状突起」とよばれる小さな骨を指で感じてみてください。

剣状突起は身体の中で最も敏感で重要な組織である横隔膜とつながっています。

引き続いて、指先で一番下の肋骨をなぞってみましよう。どこまでそれが伸びているか感じてみてください。

一番下の肋骨のなだらかな線がウエストのあたりまで降りていっているのがわかるはずです。

私たちの多くは肺が胸の高さにあると思い込んでいますが、実際には、先ほど指でなぞった肋骨の構造にそって位置しています。

肺の形は相対的にみると上部が小さく、下にいくほど広がっていますので、呼吸本来の機能を充分に働かせるためにも、深い腹式呼吸を習得することが何よりも大切なのです。

肺を循環する血液の大部分は、肺の下から三分の一くらいのところに集中してますので、胸の上のほうで息をしている浅い呼吸では、呼吸本来の役割が果たされないのです。

では、両手を身体の両脇において、今まで自分の手で行なったことを今度は意識だけで感じてみてください。

意識を集中させて、鎖骨が胸骨とぶつかるようすを感じてみましよう。

胸骨が下に伸びていき最下端で剣状突起とぶつかるのを感じてみてください。

それからいちばん下の肋骨が左右に大きく伸びて、ウエストのあたりまで降りていっているのを感じてみましょう。

何度か大きく呼吸をして、そのたびに肋骨がどんなふうに動くか感じてみてください。

次に、重要な横隔膜について、もっと詳しく探求してみましよう。

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■呼吸による横隔膜の動き

あなたの横隔膜はドームのような形をしています。

息を吸うと、そのドームは平らになります。

息を吐くと横隔膜は再びもとのドーム型にもどります。

何度か呼吸をくり返しながら、手で横隔膜の動きをまねてみましよう。

まず、ゆっくりと深く息を吸って両手をまっすぐにしてください。

次に息を吐いて、親指と小指以外の指を上方にふくらませてドームの形をつくってください。

こうすると、横隔膜の動きがよくわかるはずです。

息を吸い込むと横隔膜は実際に収縮して下方へと動き、それから、息を吐くと横隔膜は弛緩してドーム型にもどります。

以上を理解したうえで、実際に行ってみましょう。

■横隔膜呼吸の効果的なやり方

効果的な呼吸を行なうためには、横隔膜と腹部の筋肉がともに協力して動かなければなりません。

まず、両手を腹部におきましょう。一方の手はへその上に、別の手はへその下においてください。

息を吸うと横隔膜は平らになって下方へと動きます。

このとき、あなたのおなかは息を吸い込みながら膨脹します。

おなかが弛緩していて、息を吸ったときふくらむのが理想的です。

身体は本来そうなるようにつくられています。

息を吸うとおなかがふくらんで、腹部の大切な臓器へのマッサージ効果がもたらされるのです。

ところで、あなたのおなかが非常に緊張していて、深く呼吸することができないとしたら?

不幸なことに、これこそが多くの人々を悩ませている問題なのです。

横隔膜が望ましいように平らにならないと、充分に呼吸をすることもできません。

おなかの緊張によって充分な呼吸ができないことから、最初にあげたような、多くの病気がもたらされる場合もあるのです。

■呼吸のメカニズム

人間の身体は、息を吐くとき筋肉が固くなるようにつくられています。

単純でありながら非常に重要なことですが、息を吐くときのほうが吸い込むときよりも強い力が入ることは確かなのです。

つまり、つねに充分にリラックスした状態で息を吸い込まなければならないということです。

息を吐ききった最後の瞬間に腹筋を少し緊張させるのは自然なことですが、息を吸い込むときには腹筋を最後まで完全に弛緩させていなければならないのです。

それでは腹筋を感じるつもりで両手をおなかにおいてみましよう。

吐く息の最後に、息を全部絞りだすように腹筋を少しだけ固くしてください。

それから息を吸い込みながら、腹筋を完全にリラックスさせてください。これを何度かくり返してみましよう。

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