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一撃必殺の攻撃技があっても、その一撃を相手が感知してしまえば、宝の持ち腐れになってしまいます。

結果を出すには相手に感知されないようにしなければなりません。

自分の攻撃を相手に気づかれずにするには心身をどのようにコントロールすればよいのでしょう?

■空手の型 ナイハンチの秘められた術技の解明(五)

今回は、前回の続きの第五動作から第七動作までの解説を行います。

■攻防一如の空手の真髄の会得

この一連の動作は、相手から見ると脇腹が簡単に攻撃できると思わせることと、そこを攻撃せざるをえない状況に追い込む術で戦う前に勝ちを制するための攻防一如の空手の真髄が会得できます。

■一連の動作

相手に対しての体勢は攻めの体勢と気迫で向かうが、一ヵ所だけ、あえてスキを作り相手を誘い込み、下段払いから突きを極める。

相手の攻撃を誘導して、防御即攻撃の空手の真髄を示す一連の動作です。

この動作は、あくまでも相手が攻撃を仕掛けてきてから反撃するという消極的なものでなく、戦う前に既に結果を想定しているところが重要なところです。

武道の極意を会得するには、その動作の意味と目的を理解して修練をしないと、形や動作が本来のものと中身が全く違ってしまうので注意しなければなりません。

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■型の解説

本部師の解説は「拳と拳とを右脇腹にのところに左を上に重ねると同時に左側面を見る。これ左側面の攻撃に移る構えなり。」としています。

そして「姿勢をくずさずにそのまま左手を膝頭の前に打ち下ろす。」これで誘い込んだ相手の蹴り足を払っているのです。

そこから「左手をねじ上げると同時に右手を突き出す。この型は側面の敵を突く意なるべし。

このように説明していますが図を見ていただくと、この突きだけがは相手にとどいていません。

和道流の大塚師は「斜方向に突いても右肩が前に出ないよう腰をしっかりと据えて突く。それは腕で突かずに体で突かねばならない。

体で突く練習のために高い位置で斜方向に突くのである。」としてナイハンチ立ちをくずさずに突いてから図の位置に拳を戻しています。

■結 論

結論としましては、相手の攻撃を誘導して、防御即攻撃の空手の真髄を示す一連の動作は、あくまでも相手が攻撃を仕掛けてきてから反撃するという消極的なものでなく、戦う前に既に結果を想定した、攻防一如の武道の極意を理解して会得する。

その結果、ナイハンチの型の奥深さがわかってきます。

あなたはここで説明したことを理解して、鍛練を続けてください。

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