あなたの心の内をいつも、占めていることは何になりますか?

これは、あなたの潜在意識を書き換えて思い通りの人生を創造するために必要な質問です。

積極的でプラス思考で成功志向の人がいるかと思えば、消極的で後ろ向きな想いに囚われてドジを踏み、芳しくない成果にとどまる人がいるのはなぜなのでしょうか?

あなたの人生を決定づける心の法則

そもそも、成功する人はほとんど例外なく「自分自身がどのようにしたいか、どう行動したらそれが手に入れられるか」を、常日頃思い描いています。

反対に、成功と縁のない人が明けても暮れても考え、吐露するのは、自分が何を望まないか、誰のせいで苦境に追い込まれたかなどと消極的なことを思い描くのです。

そのことから望まざるファクターや不幸のタネが加速度的に多くなっていくのです。

心の法則は厳正です。

いつも頭を離れない物事は、いずれあなたの人生に割り込んでくることになるのです。

こうした理由によって、あなたの幸福と不幸、成否、好不調などに対する捉え方や受け取りかた、行動の仕方はほとんどが、幼少期の潜在意識に組み込まれれたものであると言われています。

あなたの人生を変えて、あなたの思い通りの人生を創造するには、この幼少期の潜在意識を書き換えなければならないのです。

あなたの人生を変える方法

あなたが考え、感じ、経験し、決断したことはすべて、潜在意識に永久保存されてしまうのです。

そして、書き込まれた瞬間から、この印象があなたの考えかた、感じかた、ふるまいかたに影響を与えることになります。

しかも、あなたについて「自分はこういう人間だ」というイメージであなたを形づくってしまうのです。

これを自己概念と言います

あなたの今の人生はこの自己概念が大きく関わっているのです。

従って、あなたが今の人生を変えるには、潜在意識の中の自己概念を変えることができれば、完全に変えることが可能なのです。

外側に出てくるあなたの行動は常に、心の中で感じ、考えている事柄と呼応し合っています。

したがって自己概念を把握することができれば、心の法則が、どうしてあなたの性格をこれ程まで大きく決定づけるのかが自覚できてくるはずです。

それぞれの領域に関して自己概念がいったん構築されると、あなたは必ずそれに従う形で行動することとなるのです。

仮にあなたが、ある分野についてなみはずれた技量をもっていたところで、自己概念が幼稚ならば、素晴らしい可能性は花開かずに完結してしまうでしょう。

あなたの能力をあまさず活かし、今よりも比較にならない程たくさん報酬を手に入れて、人生のあらゆる局面で並外れた状況を堪能したいのなら、目指す分野の自己概念をランクアップすることです。

あなたに何が出来るのかに於いて、これまでなかった思考習慣を身につけなければならないのです。

あなたの人生のすべてについて、内面の考えかたや感情を変えると、いつの間にか外面も完全に変えることができます。

あなたの自己概念を改善させる3つの要素

あなたの自己概念を改善するには3つの要素があり、それは、理想自己、セルフイメージ、自尊心です。

あなたの思い通りの人生に変えるためには、この3つをどのように理解して成功に導けばいいのでしょうか。

1.理想自己とはあなたの理想像

自己概念の第一は、あなたの「理想自己」です。

理想自己とは、あなたが想像できる完璧な人間が、あなたの望みどおりの人生を送っている状況なのです。 

幸せな人は、明確な理想自己をもっています。

そのうえ、自分がどんな事を好み、尊敬し、褒め称えるかという価値観や取り柄を、はっきり自覚しています。 

それこそが、引き寄せの法則の作用で、心に描いた理想の未来像が明確であればある程、今直ぐにでもそのような人間になることができるし、理想を現実にしてくれる機会にも恵まれることになります。

成功者の伝記や自伝が手本

成功者の大半が、年が若いうちに、立志伝の人物の伝記や回想録を真剣に読んでいたということがハーバード大学教授だったデヴィッドーマクレランド博士がおこなった調査で明らかになったのです。

そして、「立志伝中の人物は、人格形成期にある若者に大きなインパクトを付与し、彼らに、自分も将来的に遜色なく成長したいというような想いを植えつける」 と調査結果をもとに結論づけています。 

成長期に前向きのお手本を見つけ出すことができた若者は、手本をもたない若者や、悲観的な手本を把握してしまった若者と比較すると、より高い社会的地位をめざす傾向が見られることが考えられます。 

価値観が人をつくる

あなたの新しい価値観を、人生に、また具体的な行動にどう取り入れるかを思い描く過程で、あなたは今までとちがう人間になります。

そうなると、以前とはちがう人物や機会にめぐり会うことが出来るようになっていくのです。

あなたの価値観の変化が、あなたの思い通りの幸せを、それがどんなに不可能に見えても、劇的な変化でもって可能としてしまう状況が出来てくるのです。

そのためにはまず、あなた自身が理想自己を明確にして、自分の中に根づかせることです。

2.セルフイメージ

自己概念の第二は、あなたの「セルフイメージ」です。

セルフイメージには「内なる鏡」という別名があります。

あなたが人と初めて面談するときや、スピーチの直前等に、仮にあなたを自信たっぷりの優秀な人物とイメージできたら、現実の場面でもイメージ通りの行動ができることでしょう。

大舞台を前にしたときは、ポジティブな未来図と、ベストを尽くす自らのイメージで心を満たすことは本当にたいせつな習慣なのです。

アスリートや政治家、タレントや役者のように、一息ついて、誰にも負けない自分をイメージして心を落ち着かせて、肩の力を抜いて行動をはじめましょう。

のちのち同じようなシチュエーションにおかれたときも、あなたの潜在意識はこのセルフイメージを覚えていて、思い通りの場面を実現するために必要な言葉や行動、ジェスチャーをもたらしてくれるはずです。

3.自尊心

自己概念の第三は「自尊心」となります。

何はともあれ、この自尊心は「人生を築く中心点」と言っても大袈裟でないくらい重要なものです。

現代の心理学では、自尊心の強さが正に性格のもっともキーポイントとなる構成要素であり、生きて行く際の良い時と悪い時、幸せと不幸せを判断する糸口になるとされているのです。

あなたの行動の殆どが、自尊心を強める為か、自尊心をくじかれないよう防御するために行なわれているといえます。 

あなた自身や周囲にふりかかる出来事や他人から受け取る言葉やジェスチャーのすべては例外なく、あなたの自尊心になんらかの作用をおよぼすことになります。

とすれば、自尊心の保持と増強が、能力の発揮と成功への不可避ポイントということになります。

あなたの自尊心は多くの要因に左右される

取りわけ重要なのは、セルフイメージと理想自己とのギャップではないでしょうか。 

今の仕事の状態や行動が、めざす人物像と共通していると感じられるとき、あなたの自尊心は強まり、活力と気力がアップして、幸福感と熱意がこみ上げてくるでしょう。

そして、他の人に向かっても、意欲的に応対ができます。 

逆に、今の状況が、めざす人物像と一致しない、遠く及ばないと感じたとき、あなたの自尊心は弱まり、不安と憂鬱が襲いかかってきます。

そのうえで、自意識過剰になり、いらいらしてナーバスになってしまいます。 

しかし、理想自己さえはっきり設定しておけば、仕事ぶりや品行を憧れの人物に近づけるのは、さほどむずかしくありません。

目標にしている人物にシンクロするような言動が出来るとすれば、あなたの自尊心は強まり、喜びと自信がわいてきます。

自尊心の定義

自尊心を定義するなら、「あなた自身のことをどれだけ好きでしょうか」ということなのです。

つまるところ、あなた自身が好きであればある程、成果を挙げられるということになるでしょう。

力を発揮できればできるほど、あなたは自分が好きになって、自尊心は高まります。

実のところ、自分の性格をコントロールし、自尊心を築くうえでもっとも強力なのは、「自分が好きだ!」のひと言なのです。

多くの心理学者が、人の感情の実に95パーセントは、頭の中をしょっちゅう駆け巡る言葉によって決まると語っています。

従って、ポジティブかつ建設的な言葉を詰め込まなければ、頭の中がいつの間にか恐れや心配や気懸かりだらけになってしまうということになりかねません。

しかし、自分を好きになればなるほど、進路をはばむ恐れや不信感は減っていきます。

そしてあなたは、「自分が好きだ!」とくり返すことで、自尊心の強化によるベネフィットを、あまさず受け取れるというわけです。

現実での行動はすべて、潜在意識にコントロールされているので、自己概念を変えれば、現実もまた切り替えられるのです。 

あなたの最終目的は、自己概念を進化させて、いずれ大きな目標を達成できるような人格をはぐくむ流れを作る事だと言えます。 

じっくり時間をかけて、あなたがおのれの性格にとり込みたいと願ってやまない美徳、価値、素質、特性をはっきりさせてみよう。

あなた自身を好きになって、感動し、有意義な人材だとイメージできるようになれば、あなたの可能性を花開かせるために必要な習慣や素質が、次から次へと身についていくに違いありません。