武道

空手の組手テクニックを極める|瞬間を制する蹴り技の秘訣

空手の組手テクニック 

 
空手の組手にあっては、五体を武器として練り上げて駆使するためにはテクニックとしてさすがに蹴り技を避けて通ることは出来ません。

 

しかし、蹴り技はけっして効率の良い技ではなく、難しいだけに、より深い探究と修練が必要なのです。

 

その空手の魅力のひとつである「蹴り技」を組手テクニックとして具現化する秘訣をレポートします。

 

空手の組手テクニックの極意|沖縄空手伝説の秘訣【交差蹴り】

 

空手の組手テクニックの極意とされ、一般にはあまり知れ渡っていないものに「交差法」があげられます。

 

相手が今だとばかりに攻撃してきた技を瞬間的に防御即攻撃で相手が「あっ」と思ったときには急所をついている手法になります。

 

この蹴り技におけるメソッドが交差蹴りです。

 

空手に「受け」はない?

 

空手の基本で受け技がありますが、相手の攻撃を受け止めるような技とは違うのです。

 

このことは空手の「型」のなかに秘められております。

 

空手の「型」は受け技から始まります。

 

ココの解釈のしかたなのですが、相手の攻撃がきてから受けるのでなく、相手の攻撃をその部位に誘い込んで型の第一動作が受け技になっているといえます。

 

従って、“受け”ではなく相手の攻撃を迎撃しておいて、一瞬の変化で相手に察知されることなく当方の攻撃だけが極まるような術がそこに存在しているものなのです。

 

もともと、沖縄空手には“受け”という言葉はなく、防御と、言う以上に、相手は攻撃技を出した瞬間に受けることが出来ない突き蹴りの反撃を極められていることだと言っても過言ではありません。

 

あなたも是非、改めて型を上記のような意識でもって演武してみてください!

 

今までと違ったものが実感できるのではないかと思います。

 

一瞬の変化で気づかぬ蹴り技のコツ

 

空手の極意のひとつとされる交差法は相手の攻撃を防御しながら、当方の攻撃だけが急所を衝くのです。

 

一瞬の変化で気づかぬ蹴り技のメソッドは、脱力した究極の速さでその技を可能にします。

 

”受け‘のない武道空手は勿論、防御はあるわけですが、相手の攻撃を受け止めるような技はないのです。

 

と、言うか、空手の突き蹴りは受けることができないものであるといった方がいいという見方ができます。

 

武道空手は、力みを感じさせぬ瞬発力に豊んだ動きが、こちらの攻撃をまさに迎撃するようにして知らぬ間に打ち返されています。

 

このことは、空手の極意にあげられる交差法あるいは″受け崩し″といった技法を体現していると言えるのではないでしょうか。

 

空手の防御は、相手がもう攻撃ができない状態にするということです。

 

一瞬の変化で気づかぬ蹴り技も、こうした空手のメソッドで培われた受けられない蹴りです。

 

また、「蹴りは相手の手をみる」といわれてますが、蹴りを出すことで相手の技やそのレベルが把握できるということを意味します。

 

相手の体勢を崩すために最初の蹴りを受けさせて、かわすタイプか、受けるタイプかなど相手の手をさぐるのです。

 

指をそろえてつま先で蹴る

 

親指と人差し指、中指をそろえて、つま先で狙うのは頚動脈やミゾオチ、脇下など上足底で威力が損なわれるようなところはつま先で狙うことがあります。

 

首すじなどはつま先で蹴ると、血管がからまるようになって、後で貧血で倒れるということがあります。

 

蹴りは、接近戦を主としているのでまずは、ヒザを一層上げることで近くを蹴れます。

 

しかし、足に力が入ってしまい動作にモーションが入っては相手に見抜かれてしまいます。

 

そこで、瞬間の脱力による体動が求められることになります。

 

モーションを感じないということは″気づかれない゛ということです。

 

このことが、蹴りに限らず交差法・受け崩しを旨とする武道空手の基本であり極意ということです。

 

そのためにも力みは大敵なのです。

 

力みがなければ、万一受けられたとしてもその後の処理ができるような動きにもつながります。

 

「脱力」することで瞬発力によるスピード最優先の動きが可能となり、その体捌きでもって相手は崩れて動けなくなりますので、そこからは、いくらでも攻撃ができる、というわけです。

 

 

蹴り技は流れの中で瞬間的に出る蹴リで極める

 

前にも書きましたが、蹴り技は空手の魅力のひとつですが、より瞬間的な判断や反応を競い合う対戦では不利であることは否定できません。

 

武道での一本勝負は、一瞬のスキが直ちに、負けにつながってしまうということから、常日頃から一打必倒の空手技を鍛え抜いているという自信と、熾烈で鉄壁な打撃をコントロールしてみせるという武人の誇りが、必要不可欠です。

 

 

試合をするにあたっては、相手もそれ相応に経験を積んでいることにより、突きでも、蹴りでも同じことと言って間違いないでしょうけど、そのまま正直に実行すれば、間違いなく合わされるか受けられるかしてしまいますよね。

 

 

その為にも、どんな方法で技を仕掛けるのか、間合いやタイミングをどのように外して蹴るのかという”作り”が大切になってきます。

 

蹴りもモーションが大きければ無理ですから、精神的なものと肉体的なものが一体化していかない限りは、それほど簡単にはキメられないはずです。

 

精神的なことでも色々ありますが、まず相手にプレッシャーをかけていくことなどもあるものです。

 

「蹴りがくる」とプレッシヤーかけとけば、今度は上にスキができるから突くこともできます。

 

逆に「突こう、突こう」と思っていれば下を蹴れるのです。

 

その程度は、大体向い合っていれば分かるようになります。

 

全体の流れの中で、いかに蹴りを使うかということです。

 

何の蹴りでも一緒ですけど、やはりその間合とか、体勢に合った蹴りを出せれば一番いいことと言えます。

 

いずれにせよタイミングや間合を身につけるには経験しかないことになります。

 

前足は変らないで後ろの足だけ変えたり、後ろ足を変えずに前足を変えたり、それで間合でも全々違うように見えていくはずです。

 

それから、ワザと蹴らしたりもしますので、蹴る態勢を作らせといて、蹴っていった時にポンと入ってこられたり、さばかれたりしてしまいます。

 

そこら辺は駆け引きですが、流れの中で瞬間的に出れば一番いいのでしょう。

 

蹴リはヒザの抱え込みできまる

 

蹴りで一番大切なのは、軸足の強さでしょう。

 

蹴り技はヒザを抱え込んだ時点で90%きまります。

 

そのためには、軸足が強くないと抱え込むのが遅くなってしまって技がきまりません。

 

そういった理由から、蹴りの稽古はやっぱり支持脚の練習で軸足鍛練をしっかりとするといいでしょう。

 

軸足が強くなるとどんな角度からでも、どんな体勢からでも蹴りが即座にでるようになると言って間違いないでしょう。

 

また、軸が弱いと当たった時に倒れてしまうでしょうから、試合は止めてますけど、実際の時は止めませんから、いずれにしてもそこまでは考えて稽古すべきです。

 

例えば、ヒザを抱え込む(上げる)までが遅ければ相手はもうそこにいないわけです。

 

前蹴りにしろ回し蹴りにしろ、抱え込んだ後がいくら早くても、入ってこられるか逃げられているに違いありません。

 

蹴るまでの用意が早くできていれば、相手がきた時でも入っていけます。

 

蹴りのメリット

 

蹴りのメリットは蹴りが入らないとしても、蹴ることで相手の重心が浮いてくるし、体勢も崩れてきます。

 

それから、蹴りだったら遠い所から下も、上も、真ん中もきますので、相手もなかなか絞れないというようなところでしょうか。

 

蹴り技は、試合ではそうそう蹴りは出せない面が伴います。

 

しかし、、負けるの怖がっていては何もできないですから“ここだ″と思ったら思い切り蹴ることを何回も体験した方が望ましいです。

 

ある意味、蹴ったことではじめてそのコツなどを気づくことができますから…。

 

自分は「いい間合いだ」と思っても、いつのまにかもう盗まれて完ペキに蹴らされてるような経験を、何回もして、そこから本物の自分の蹴りが出来上がってくるのです。

 

まとめ

 

空手の組手テクニックを極める|瞬間を制する蹴り技の秘訣をご紹介しました。

 

空手の組手テクニックの極意とされ、一般にはあまり知れ渡っていない沖縄空手伝説の秘訣【交差蹴り】

 

◆空手に「受け」はない?

 

◆一瞬の変化で気づかぬ蹴り技のコツ

 

◆指をそろえてつま先で蹴る

 

◆蹴り技は流れの中で瞬間的に出る蹴リで極める

 

◆蹴リはヒザの抱え込みできまる

 

◆蹴りのメリット

 

いかがでしたでしょうか?

 

今回の解説をよく理解していただけると、「空手に先手なし!」の本当の意味がお分かりになれることと思います。

 

また、空手の組手テクニックとしての蹴り技の大切さや実際の習得方法などがマスターできます。

 

是非お試しください。

 

空手の魅力のひとつである「蹴り技」の技術向上の一助となると確信しています。

 

 

 

空手の魅力のひとつである「蹴り技」の技術向上の一助となると確信しています。